小林市5月〜6月|出の山公園「ほたるまつり」体験談。鑑賞のコツ・注意点も
小林市 出の山(いでのやま)公園で開催される「出の山ほたるまつり(2022年の名称はホタル恋まつり)」。
普段は入ることができない遊歩道が特別開放され、幻想的なゲンジボタルを鑑賞することができます。
事前に情報をしっかりチェックしておかないとしっかり楽しめない面もあると思ったので、初めて足を運んだ「出の山ほたるまつり」の様子をご紹介します。
早めの行動で楽しもう!出の山公園「ほたるまつり」
2022年の情報です。指定駐車場など最新情報は「小林まちづくり株式会社」のサイトにてご確認ください
2022年5月28日(土)の「ホタル恋まつり」に足を運んできました。車で行く場合には、指定駐車場に車を停め、シャトルバスで会場に向かうことになります。
まずは指定駐車場の小林地域家畜市場へ。私が駐車場に着いたのは18時40分頃。
この時間ではそれほど混雑もなく、シャトルバスにもスムーズに乗れました。
後で情報を調べたら2022年は3年ぶりの開催ということもあり、例年以上の人出だったようです。
開催時間が近づくにつれて渋滞が続き、Uターンして帰る車も多かったとの報告も。
なるべく早めに足を運び、ホタル鑑賞時間までゆっくりと公園内で過ごすことをおすすめします。
シャトルバスを降りると会場まで徒歩10分。
出の山公園の入り口に本部が設置されていて、本部の場所が遊歩道へ降りる道の前となります。
この日は予想以上の混雑だったためか、鑑賞時間の19時半より時間前倒しで入場することになりました。
入場がはじまると、ホタル環境保護の募金箱へお気持ちを。後から、公式案内で以下の記載に気づいたので100円〜を目安にしておくとよいかと思います。
ホタル鑑賞遊歩道 環境保護入場料
(100円程度/1人 未就学無料)
撮影時にはライト類の点灯や、カメラ・携帯電話などのフラッシュは禁止となるので、うっかり使用してしまわないように設定の事前チェックをしておきましょう。
ホタルは成虫の寿命がわずか2週間ほど。そのわずかな寿命の間に、光で会話をします。灯りは「ホタルの恋」の邪魔となり、将来的な発生数にも影響します
遊歩道内は一方通行になるので、基本的に立ち止まってはいけません。とはいっても、明るいとまだ全然ホタルがいない〜(涙)
牛歩戦略でホタルが現れるのを待つことに。
19時30分ぐらいからちらほら見ることができるようになり、19時40分ぐらいからホタルの乱舞がはじまりました。
満足してもう1周しようかなと思ったけれど、次は入場までどれぐらいかかるのかわからない長蛇の列。
ホタルが乱舞する時間に遊歩道を歩けるよう調整して、行列に並ぶのがベストかもしれません。
ホタル発生時間帯(多く飛んでいる時間)は20時〜20時半頃
第2ホタル鑑賞地は出の山 淡水魚水族館の先
もう少しホタルを見たい。そんな気持ちの時に、別の場所でもホタルを鑑賞できることを知りました。
公式にも記載されており、第2鑑賞地は出の山 淡水魚水族館の先のほうになります。
ベンチのある箇所があったので、私はそこで鑑賞しました。
遊歩道よりは少ないとのことですが、川の音に癒されるし、座ってゆっくり鑑賞したい人におすすめです。
ホタル鑑賞を終えたらさっと帰るのがベスト
満足いくまで公園内で鑑賞をして、再び帰りのシャトルバスに向かったのは20時30分ちょっと前ぐらい。
すでに会場に向かう道まで伸びる、シャトルバス待ちの長蛇の列。シャトルバスに乗れるまで1時間ほど。
次の日の疲れを残したくない人は、ベストな時間に鑑賞して、さっと帰るのが良いかもしれません。
出の山ほたるまつりは毎年5月中旬〜6月上旬に開催
毎年5月中旬〜6月上旬頃に開催される「出の山ほたるまつり」ですが、ホタルの状況等によって中止になることもあります。
2022年は、「出の山ホタル鑑賞ナイトツアー」もありました。
私が知った時にはすでに定員に達していたので、時期が近くなったら小林市の公式サイトやSNSをチェックしておくといいはず。
出の山公園では、湧水で育てられた鯉・チョウザメ・マスなどの料理が楽しめるお店がいくつかあります。
私はホタル鑑賞前に「いこいの家」で名水定食(鯉のアライ、鱒塩焼き、鯉こく、ご飯)を味わいました。※17:30〜は要予約
また、小林市には「こばやし温泉 美人の湯」などの温泉もあります。組み合わせて、1日小林市の魅力を満喫するのもおすすめです。
「出の山ほたるまつり2023」の交通について
出の山ほたるまつり開催中は、交通規制が入り公園内に車で侵入できません。
指定駐車場から有料のシャトルバスで会場に向かうことになります(2023年は小林総合運動公園・JAこばやし本所)。
シャトルバスの運行時間もあるため、混雑していると運行時間内に駐車場に入れないことも。
事前に情報をチェックしておき、早めの行動を心がけておきましょう!