串間市「串間神社」伝統と季節の彩りを楽しめる癒しスポット
串間市に鎮座する串間神社の宮司さんは2023年8月現在37歳とお若く、福岡県の神社で務めたのちに、2022年3月に故郷である串間市に帰省されました。
「神社のイメージを明るくして、もっと多くの方に神社を利用していただきたいんです」と語る宮司さん。
そんな宮司さんが率いる串間神社のさまざまな取り組みの中から、特に魅力的な3つをご紹介します。
※2023年8月のななちゃんパパの取材情報をもとにして加筆・修正した記事です
※掲載している写真の多くは串間神社さんより提供していただいたものです
魅力溢れる「串間神社」の取り組み3選
多くの人に神社を訪れてもらえるように串間神社が取り組んだ、「御朱印」「結玉」「飾り付け」の3つについてご紹介します。
四季折々の美しい彩りを楽しめる「御朱印」
串間神社では毎月、季節にふさわしい御朱印を準備しています。
この御朱印は、宮司さんが消しゴムを削って丁寧に判子を作っています。「最近は、クオリティ、クオリティばかり言って家族に苦笑いされます」とのこと。
それにしてもクオリティの高い御朱印。
過去の御朱印なども授与所で購入が可能です。また、発送も対応していますので、気になる方はお問い合わせください。
御縁を紡ぐ「結玉」
結玉とは、串間神社に参拝された方に「素敵な御縁がありますように」と5円玉に願いを込めて特別にお清めした物です。
毎月150枚限定。月始めに参拝者が自由に手に取れるようになっています。
1ヶ月間大切に保管し、1ヶ月後(次回参拝時)に、御縁結所に願い事や感謝の言葉を念じてしっかりと結んでくださいとのこと。
結玉は、宮司さんの2人のお子さんが5円玉を磨いて紐を紡いでいるそうで、温かな想いがこめられています。
飾り付け
串間神社では、参拝者に楽しんでいただけるよう、手水舎などを季節にふさわしい飾り付けで飾っています。
6月には、紫陽花の花手水などが参拝客を楽しませます。
8月は、ひまわりの花手水と風鈴、千羽鶴の装飾。
宮司さんは、「神社らしいイメージを変えたいんです」と語ります。
「訪れた小さな子がその場でちぎって食べられるように」と、ミニトマトも用意されていました。 訪れた人が楽しめる工夫の数々。
クオリティに対するこだわりが、季節の花で彩られる心温まるおもてなしに反映されています。
古きを尊び、新しきを創る「串間神社」
串間神社の主祭神は、彦火火出見尊(山幸彦)です。
「もっともっと参拝者のためにしたいことがあります」そう話す宮司さん。5年後、10年後を見据えて、串間神社を進化させたいと考えています。
串間神社はさまざまな新しい取り組みを行っていますが、日本古来の季節行事や文化を大切にする姿勢も魅力の一つです。
「神社は日本の伝統を守っていく場所だと思っています」
伝統を大切にする姿勢を持ちながら、新しい風を取り入れる素敵な神社でした。
「串間神社」営業時間・駐車場の詳細情報
串間神社では、串間の象徴ともいえる馬をモチーフにしたおみくじも用意されています。
駐車スペースも広く、コミュニティバス「よかバス」の停留所にもなっています。
串間観光の際には、ぜひ訪れてみてくださいね。
住所 | 宮崎県串間市串間1410(Google Map/口コミ) |
御朱印対応時間 | 午前:9時〜12時 午後:1時〜4時 |
主祭神 | 彦火火出見尊(山幸彦) |
Web情報 | Instagram/公式サイト |