宮崎市|大塚神社(大塚八幡神社)の伝統と、榊ハーバリウムのある風景

大塚八幡神社は、由緒ある歴史の中で、祭典や神楽が受け継がれてきた神社です。
御朱印やお守り、榊ハーバリウムに込められた常若の思想、地域と関わる新たな取り組みを紹介します。
大塚八幡神社の歴史と背景

大塚神社は、第五十五代文徳天皇の斎衡年間(845~847年)に、宇佐八幡宮の御分霊を戴き祀って創建されたと伝えられる神社です。
ご祭神は、ホンダワケの尊(応神天皇)、タマヨリヒメの尊(神武天皇の御母)、オキナガタラシヒメの尊(神功皇后)。
長い年月を重ねてきた境内には、静けさとともに、凛とした空気が流れています。
正月期間にのみ頒布される「榊ハーバリウム」と常若の思想
榊は、「木」と「神」が合わさった漢字が示すとおり、日本では神様の力が宿る神聖な植物とされています。

その榊の葉をガラス瓶に美しく封じ込め、約1年、手入れをせずとも青々とした姿を保てるようにしたものが「榊ハーバリウム」です。
暮らしの中にも自然になじむよう、デザイナーとともに制作され、2017年から頒布が始まりました。
榊ハーバリウムは、正月期間にのみ数量限定で頒布されており、サイズは2種類あります(2026年時点)。

小は榊葉入りで初穂料1,000円。

大は榊葉・松葉・南天入りで初穂料2,000円です。
榊ハーバリウムに込められているのが、「常若(とこわか)」という思想です。
常若とは、変わりながらも若々しさを保ち続けるという、日本に古くから伝わる考え方。
伊勢神宮の式年遷宮にも通じる、日本人の価値観のひとつとされています。
榊ハーバリウムは、社務所でリサイクル回収も行われています。
前年のものを返し、新しいものを選ぶ。その循環そのものが、常若の考え方を体現しています。
2026年お正月情報
令和8年、新春特別企画として、写詞会も開催されます。写詞(しゃし)とは、大祓詞(おおはらえのことば)を、心を込めて書き写すこと。
新しい一年を清々しい気持ちで始めたい方に、ぴったりの機会です。
大塚八幡神社の御朱印・お守・お札

大塚神社の御朱印は、初穂料500円です(2025年12月現在)。金色の台紙に力強い墨書が印象的。落ち着いた中にも凛とした存在感があります。
参拝の記念として、大塚神社の歴史と空気を静かに持ち帰れる一枚です。
大凶入りのおみくじもあり、実はこのくじが一番人気なのだとか。大凶も“神様が助言をくださった”と思って引いてみるのも良いかもしれません。
令和8年年度のお守・お札
受験へむけての合格祈願のお守りは、上へ羽ばたく勇ましい虎の姿。
厄除守りは、何色にも染まらない魔除けの黒と、厄難を除けるとされる赤。どちらもカッコいいですよね!
キティちゃんのお守りもあります。
大塚八幡神社の主な祭典
江戸の神楽面、明治の着物も今なお現役。長い時間を経て受け継がれてきた、伝統ある祭典の姿を目にできます。
秋には、イチョウアートが見られることも。
祭典の開催日時は、SNSをフォローしておくのがおすすめです。
節分祭
「鬼神舞(きじんまい)」
祈年祭(春神楽)
3月17日に近い日曜日
秋祭り(神幸祭)
地域とつながる催し|大塚マルシェ

大塚マルシェは、地域の人やお店が集い、交流を楽しむことを目的としたイベント。2025年、初開催の舞台となったのが、地域住民に長年親しまれてきた大塚神社の境内です。
当日は、飲食や物販などが並び、開始前から人が集まるなど、大きなにぎわい。
神事とは異なりますが、神社という場をひらくことで、地域との新しいつながりが生まれている様子が印象的でした。
大塚マルシェの開催場所や内容は回によって異なるため、最新情報は「大塚マルシェ公式Instagram」などで確認すると安心です。
「大塚八幡神社」営業時間・駐車場の詳細情報
住宅街の中にあり、ホームプラザナフコ大塚店の向かいを目印にするとわかりやすいです。
車は神社北側の白線外に停めましょう。白線は契約駐車場となります。



