綾町|『陶房八十一』の器が美しい理由。料理が映える、そのこだわり



器は、料理を引き立て、食卓を豊かにしてくれる大切な存在です。宮崎・綾町に工房を構える 「陶房八十一」 の器は、シンプルながらも繊細なこだわりが詰まった美しいフォルムが特徴。
蹴ろくろで生み出される器は、使うほどに手に馴染み、料理を凛とした姿に変えてくれます。今回は、そんな陶房八十一の器の魅力や、暮らしに取り入れる楽しさをご紹介します。
- 器で料理をもっと引き立てたい人
- 長く愛せる器を探している人
- 贈り物に特別な一枚を選びたい人
料理を引き立てる、陶房八十一の器

陶房八十一の器は、作り手の想いと確かな技術が込められた、美しく実用的な作品ばかり。シンプルながらも料理を引き立て、日々の食卓に自然と馴染みます。
作り手の想いとこだわり

陶房八十一を手掛けるのは、宮崎県小林市生まれの 興梠 智一(こうろぎ ともかず) さん。延岡市で育ち、平成20年には「綾の匠」に認定された作陶家です。
現在は綾町で「生活に潤いを」という想いのもと、日常的に使いやすい器を生み出し続けています。
陶房八十一の器が生み出す美しさ

料理を盛るだけで、食卓の雰囲気が変わる。そんな器を求めるなら、陶房八十一の作品はぴったりです。
余計な装飾を削ぎ落とし、料理の魅力を引き立てるシンプルなデザイン。有田焼の清潔感と唐津焼のぬくもりを掛け合わせた独自のスタイルが魅力です。
シンプルながらも奥行きがあり、和食だけでなく洋食やスイーツにも違和感なく馴染みます。

職人の手仕事が生み出す、蹴ろくろの美しいフォルムも特徴のひとつ。

電動ろくろと違い、足で蹴りながら回転を調整するため、作品ごとに微妙な個性が生まれます。手に取ると、わずかに感じるゆらぎが器の温かみを伝えてくれます。
食卓を彩る、陶房八十一のこだわりの器たち
毎日の食卓に馴染む器から、特別な一品まで「陶房八十一」の作品それぞれの魅力を見ていきましょう。
ちなみに「亜椰(あや)」は古代の綾の地名表記です。
白さつま|どんな料理にも合う、清潔感のある白

「白さつま」の土を用いた、温かみのある白い食器。

季節や料理を選ばず、どんなシーンでも使いやすいのが魅力です。シンプルだからこそ、料理がより一層映えます。
黒天目|料理の色を引き立てる、漆黒の美しさ

黒い器は食材の色を際立たせる万能アイテム。緑の野菜、赤い果実、白いご飯——料理本来の色を映し出してくれます。

白い器と組み合わせることで、食卓のコントラストを楽しむのもおすすめです。
青亜椰(あおあや)」|新緑を思わせる、爽やかな青緑

綾町の赤土を使用し、オリジナルの釉薬で仕上げた器。どこか懐かしさを感じさせながらも、新緑を思わせる爽やかな色合いが特徴です。

料理を引き立てつつ、派手になりすぎないのも魅力。爽やかさと上品さを添えたいシーンにぴったりです。
黄亜椰(きあや)|やわらかな黄色が生む、ぬくもり

綾町の赤土を使用し、オリジナルの釉薬で仕上げた器です。

黄瀬戸とも異なる、温かみのある色合い。

食卓にやさしい雰囲気をプラスしてくれます。

わら白|やわらかな風合いと表情豊かな白

わら灰を釉薬に使い、焼き方や土の違いによってさまざまな表情を生み出します。

シンプルながらも奥深く、使うほどに味わいが増す器です。
炭化焼き〆|自然が生み出す唯一無二の風合い

偶然が生み出す独特の発色を楽しめる器。金色や銀色、赤や黒など、ひとつとして同じものはなく、焼きの過程で生まれる微妙な変化が魅力です。
どんな料理にも個性を添え、特別なひとときを演出してくれます。
陶房八十一の器を手に入れるには?

陶房八十一の器は、全国の取扱店やオンラインショップで購入できます。実際に手に取って選びたい方は、各地で開催される展示会もおすすめ。器の風合いや手触りを直接感じることができます。

Instagramでは、最新の作品や制作の様子が紹介されているので、気になる方はぜひフォローを。公式サイトでは全国の取扱店情報や通販も可能なので、こちらもぜひ覗いてみてください。