みやざき臨海公園「音楽と花火のエンターテイメント」の魅力とは?
宮崎市のみやざき臨海公園では、毎年のように大型の「音楽と花火のエンターテイメント」が開催されています。
全国的に特別なイベントもなぜ宮崎で開催されるのか?その理由と、魅力についてご紹介します。
最新情報
ライブさながらのBON JOVIの特別なセットリスト約60分と、日本の約13,000発の花火がコラボレーションする「BON JOVI 花⽕」が開催されるのは、千葉市と宮崎市の2箇所のみ(注:BON JOVI本人の出演はありません)。
BON JOVIのデビュー40周年と4年ぶりのアルバム「Forever」のリリースを記念して開催される【⽇本限定イベント】なので、まさに今回限りのスペシャルなイベントです。
[開催日時]2024年10月5日(土曜日) 雨天決行(荒天の場合 翌日に順延)
[時間開場]15:00 開演18:40 花火終了予定・終演後規制退場 19:40 (予定)
[Web情報]公式サイト
みやざき臨海公園で開催される「音楽と花火のエンターテイメント」とは?
音楽とシンクロする音楽花火。曲調に合わせ花火をコントロールし、1本のストーリーを見ているかのように演出します。
切ない曲のときには、曲の心情に合わせた花火がひとつひとつ打ちあがり、盛り上がりのときには鮮やかな花火が夜空を飾る。
心情に合った花火が夜空を舞台に演出され、涙を流す人がいるほど感動的な花火を見ることできます。会場内でしか真の良さを感じられない、特別な花火です。
全国的にも有名な花火屋さんが花火玉を提供し、見たことのないような先駆的な花火を楽しめるのも特徴。
エンターテイメント感のある演出に、思い出に残る1日となるはず。
宮崎で「音楽と花火のエンターテイメント」が開催されるきっかけ
『QUEEN花火』や『ディズニー花火』、『BON JOVI 花⽕』など、全国で数箇所しか行われないような特別な音楽×花火のイベントが、ここ宮崎で開催されるのを「なぜ宮崎?」と疑問に思ったことはありませんか?
きっかけは、泉谷しげるさんが「口蹄疫によって暗く沈んだ宮崎県民のために祭りを」との想いで発起人となり、2010年に始まったイベント『水平線の花火と音楽』。
毎年、泉谷さんの想いに賛同した名だたる豪華アーティストが宮崎に集結し、なのにありえないほどのリーズナブルな価格。小さな子どもからお年寄りまで年齢関係なく盛り上がれる雰囲気があり、多くの人が音楽を、そしてフィナーレの花火を楽しみに訪れていたイベントでした。
高齢の方も一緒になって手を振り上げたり、ジャンプするぐらいの盛り上がりだったんですよ!そんな年齢関係なく一体となって音楽を楽しめるイベントはこれまで経験したことがなかったので、とても印象に残る感動的な光景でした。
宮崎県民がボランティアとして多数参加し、私も何か少しでも力になりたいと、まだ運営の基礎さえなかった1年目から参加し続けた一人です。
殺処分された種牛が育つまでの7年を区切りとしたイベントだったので、2016年で終了となってしまいました。
きょうのMRTニュース Nextは、口蹄疫メモリアルイベント「水平線の花火と音楽FINAL」の模様をハイライトでお伝えします。発起人の泉谷しげるさんも熱唱。1万2000発の花火は迫力満点です。 #miyazaki pic.twitter.com/2MJtdbuTym
— MRTニュース (@mrtnewsnext) October 17, 2016
ただ宮崎県民の想いが一丸となり、多くの人たちの理解・協力によって大型花火イベントの基礎がつくられたため、開催しやすい場所となりました。
泉谷しげるさんの”宮崎の村祭りとして受け継いでいって欲しい”という想いは、音楽×花火のエンターテイメントとして、いまもなお引き継がれています。
音楽×花火のイベントを楽しむ際の注意点
ボランティアとして参加してきた側の視点で、音楽×花火のイベントを楽しむ際の注意点をご紹介します。
決められた場所以外に立ち入らない、迷惑をかけない
「全席有料」の花火イベントでは、会場エリア内にはチケットを持っていない人は立ち入ることができません。
一般車両も入ることができないため、シャトルバスなどで会場に向かうケースがほとんどです。
「この場所なら無料で観覧できる」という情報の拡散はしないようにしましょう
施設だと迷惑がかかり、その他の場所だと危険に備えた警備の配置が必要となってきます。
地域の理解・協力が得づらくなり、労力がかかりすぎると継続ができない事態につながる…というのが現実に全国でも起きてきていること。
決められた場所以外での花火観覧もご注意を。花火は落下物もあるため、安全面を考慮して観覧エリアが決められています。万が一事故につながってしまったら、翌年の開催に影響がおよぶ可能性も。
宮崎でこれからも素晴らしい花火を見る機会が生まれるように、ぜひ一人一人がマナーを守って、楽しんでいただけると嬉しいなと思っています。
きた時よりもキレイに。ゴミはゴミ箱へ
イベントを終えた翌日は、早朝から会場内の清掃。
元どおりキレイにする。継続していくためには、とても大事なことです。さまざまな立場の人がゴミ拾いに参加します。
”ゴミはゴミ箱へ”を心がける人が一人でも多くなることで、清掃の負担もずいぶんと減ります。
一度は「会場内」で音楽×花火の感動をぜひ
花火は空高く打ち上がるため、遠方からでも楽しめます。
けれど音楽×花火のイベントは「音楽とシンクロ」することで、芸術的な花火がさらに忘れられない感動的なものとなります。
会場内で見たことがないという人はぜひ一度、足を運んでみてください。